東京へ出て来て4年、学校の卒業と共に就職も決まり、通勤に便利な場所へと引越しをした私です。
ごく普通のアパートに入ることになった私、ちょっと古いけれど家賃が安いことで妥協しました。
しかしこの家賃が安いことに落とし穴があったようなのです。
それは私が勤めに出ている間、私の部屋に誰か忍び込んでいる様子が伺えるのでした。
盗まれたものはないのですが、置いてある物の位置がなんとなくずれてもいるような感じがするので、大家さんに相談したところ、被害にあってもあらず、大家さんが隣と言うことでそんな様子はないと言われしまうと反論の余地はありませんでした。
被害に遭わないとなかなか動いてくれないのは、警察と同じと思いながら、鍵交換の意思を示し、自分で取り替えると話しをしました。
今使っている鍵は、どこにでもあるようなディスシリンダーと呼ばれるものでした。
大家さんは前の人からもキチンと返してもらっていると言うのですが、このような鍵の合鍵は簡単に作れると思うのです。
そして女一人の部屋ですから、とても気持ち悪く感じるので、簡単に開けることの出来ない鍵をつけることにしました。
鍵交換後は、その気持ちの悪い感じは全くなりました。
やはり誰かが忍び込んでいたと思われるのですが、証拠がないのですから訴えようにもありません。
鍵交換をしたことで、安心して住むことが出来るようになった私のアパートですが、次回引越す時は安全な生活が出来るマンションへ入ろうと思っています。
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